2014年全労交春闘総決起集会に参加された闘う労働者の皆さんに対して、時間もあまり無いので、簡潔に俺たち全国寄せ場交流会の寄せ場春闘についての取り組み、今後について決意を明らかにしていきたいと思います。2014年春闘で賃上げが進む、こういうふうにも言われていますが、全国の寄せ場の労働者はまるっきり仕事がない、賃上げどころか収入がない、そういう厳しい状況に多くの寄せ場労働者が置かれています。例えば山谷においては、東京都が実施している失業対策のわずかばかりの仕事、これも月平均で2日から3日程度で、1日分のデズラが6000円ちょっとという仕事が年間通して24日間あるかどうかです。このようなアブレの厳しい状況に多くの寄せ場の労働者置かれています。福岡築港などの寄せ場では、こういった行政の失業対策による仕事すらなく、本当に野垂れ死にに追い込まれている厳しい状況に置かれています。私たちは3月31日に、日本建設業連合会に、これはゼネコンの業界団体ですが、長年にわたって現場で働いている労働者を使い捨てにして、それで利益を上げてきた、こうしたゼネコンに対してアブレを押し付けられている労働者の団結で怒りを叩きつけていきたいと思っております。そして厚生労働省に対しても失業対策を要求しているのですが、この間、厚生労働省は雇用はあくまでも民間の責任といって、失業に追いやられている労働者に、仕事を作ることを一貫して拒否しています。そのことを追及して団体交渉をやり抜いていきたいと思います。さらに日本経団連に対しては、「非正規雇用」労働者を拡大し、ますます労働者を使い捨てにして利益を上げること、武器輸出や原発の推進・再稼動を推進し、労働者の生活を破壊することを許さず、追求し弾劾の声をあげ包囲していきます。そういう闘いを寄せ場日雇い労働者の「反戦・仕事よこせ」の闘いの前進をかけてやり抜いていきたいと思います。当日東京・山谷において城北労働福祉センター前に朝7時に集合し、全国から寄せ場春闘集中行動としてやり抜いていきます。最後に、全労交の前進を共にかちとっていくという、決意の表明を行ない、発言を終えたいと思います。