集会に寄せられた連帯メッセージ

元国鉄労働者 全労交顧問 佐久間忠夫 氏 


 すべての労働者がひとりひとり、自ら考え行動していく主体性が今、問われていると思います。そしてそれらをお互いに持ち寄り、まとめて大きな運動・組織をつくっていくことが大切です。

 振り返ってみれば、中曽根時代の国鉄分割・民営化の攻撃はいま安倍政府が進めようとしている「経済成長戦略」のさきがけ的なものであったのではないでしょうか。その結果として労働者の闘いや団結がずたずたに解体されていった。しかし、使い捨てにあう若い労働者が反撃にたちあがり、また反原発の運動が粘り強く続いていることに希望のきざしが見えています。

 安倍政府は、「集団的自衛権の行使」容認を唱え戦争に踏み込もうとしています。

 戦争への動きは労働者として、また人間として反対していかなければなりません。私も戦争を体験した世代のひとりとして絶対に食い止めていきたい。

 わたしは、84歳になったけれども「まだまだこれからだ」という気持ちでいます。

 わたし自身、一日も早く動けるようになってみなさんとの再会を果たしたいと思っています。春闘総決起集会の成功を願っています。