「乾坤一擲」(けんこんいってき)

乾坤一擲(けんこんいってき)

 

 1月20日、通常国会が開会した。安倍は、施政方針演説で、改憲をめぐって、「その案を示すのは、私たち国会議員の責任ではないでしょうか。憲法審査会の場で、共に、その責任を果たしていこうではありませんか」と、「2020年改憲」への「決意」を示した。▼一方、「桜を見る会」という政府行事を私物化し、内閣府や税金も私物化し、それらを好き勝手に使って、自らの地元後援会関係者に酒食の接待・饗応をした「公職選挙法」違反や、カジノを含む「統合型リゾート(IR)事業」を巡り、安倍の下で内閣副大臣として「IR」の監督を担当をしていた衆院議員・秋元某が収賄容疑で逮捕された「IR汚職」については、一言も触れなかった。▼安倍が施政方針表明演説で14回も繰り返したのは、「東京オリンピック・パラリンピック」だ。安倍は、昨年、一連の天皇即位行事を「国家行事」として大々的に開催することで、天皇制強化に踏み込み、「天皇代替わり」―「ナルヒト即位」への「奉祝」を労働者人民に強制することで改憲に弾みをつけようとした。2020年、安倍は、「東京オリンピック・パラリンピック」を国威発揚にむけた最大とチャンスとばかりに利用し、「国民が一丸となって、新しい時代=改憲に踏み出していこう」と号令をかけているのだ。▼立憲民主党と国民民主党の合流協議なぞという翼賛野党の「茶番劇」は、「合流破談」で終わった。労働者人民の実力の闘いだけが時代を変える力だ。通常国会での改憲発議阻止―「改憲国会」粉砕の闘いを全力で組織していかねばならない。(木村)